2025.10.26
「社労士は、経営者である」― OSAKA社労士FESTA2025で伝えたかった、これからの働き方と未来の作り方
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業界の「スーパースター」たちと登壇した日
これ以上ないほどの光栄と、ほんの少しの(いや、かなりの)緊張と共に、私は「OSAKA社労士FESTA2025」の演台に立っていました。
尊敬する社労士業界のスーパースター、大津章敬さん、安中繁さん、そしてAIの第一人者である三田弘道さん と同じ場で講演させていただくという、夢のような機会をいただいたのです。
実は私のパートが始まる直前、PCがスクリーンに接続できないというちょっとしたトラブルが発生。頭の中で準備していた構成が真っ白になりかけましたが、これもライブの醍醐味と腹を括り、当初話そうと思っていた内容から少し軌道修正しつつも、今一番伝えたい「核」の部分を、情熱を込めてお話しさせていただきました。
「楽しい社労士ライフ」は、自らの手で創り出す
私が今回、皆様にお伝えしたかったこと。 それは、「私たち社労士は、単なる専門家である前に、一人の『経営者』である」という、シンプルな事実です。

自らが経営者であるならば、経営理念やビジョンを掲げ、明確な事業計画を立てることは当然の責務です。 「夢」を「目標」に、そして「目標」を日々の「計画」にまで落とし込み、コツコツと実践していく。
一見地味なこの繰り返しこそが、結果として労働時間の短縮や休日の増加、残業の削減といった「ゆとり」を生み出します。そして、その生み出された貴重な時間を、私たちは新しいサービスや商品づくり、あるいは健康増進のための登山やマラソン、大切な趣味の時間に再投資していくのです。
これこそが、私が目指す「楽しい社労士ライフ」の正体です。
特に「新しいサービス」とは、単なる手続き代行ではありません。社労士の本質が「企業成長支援」にあると考えれば、お客様からは無限のニーズや要望が浮かび上がってきます。 それを自分一人で抱え込むのではなく、周りにいる素晴らしい仲間たちを巻き込みながら、一つひとつ丁寧にサービス化していく。
このプロセスが、お客様が私たちの「ファン」になってくださる道であり、仲間が「パートナー」として新しい楽しい世界を共に創り出してくれる道だと、私は確信しています。
講演後、会場の皆様から本当にたくさんのご質問をいただき、皆様の熱意と問題意識の高さを肌で感じました。さらに司会の方からは「北海道人は素敵な人が多い。ドリカムの吉田美和さんやGLAYの皆さんのように」と、北海道人としてこの上ないお褒めの言葉までいただき、胸が熱くなりました。
また、たくさんの方々から温かいお声がけをいただいたことにも、心から感謝申し上げます。大阪の友人はもちろん、この講演のためにわざわざ遠方から駆けつけてくれた友人たちもいました。当日はバタバタとしてしまい、なかなかゆっくりお話しできなかったのが心残りですが、そのお気持ちが本当に嬉しく、私の大きな力となりました。
これは懇親会か、ライブ会場か?
講演の熱気が冷めやらぬまま突入した懇親会「MUSIC FESTA」も、大阪ならではの圧巻のエンターテイメントでした。
クオリティの高いエレキギターの演奏、華やかな琉球舞踊、そして愛知社労士会の市川会長が率いる本格的なバンド、会場を一体にしたダンスユニット…。 ここは本当にホテルの宴会場かと目を疑うほどの熱気とパフォーマンスで、会場全体がライブハウスと化していました。



私たちの仕事は、情熱と人間力そのもの。それを体現するかのような、エネルギッシュな時間でした。
感謝と、次なる未来へ
この素晴らしいイベントを、半年以上も前から情熱を注いで準備されてきた大阪会の大西会長、そして私にお声がけくださった中田副会長をはじめ、運営に携わられた大阪会の皆様に、心からの感謝を申し上げます。
「来年もぜひ開催してほしい!」と心から願うと同時に、来年開催予定(?)と噂される「愛知社労士FASTA」にも、今から期待が膨らみます。
最高の仲間たちと未来を語り、共に学び、共に楽しむ。 この「楽しい社労士ライフ」の輪を、私はこれからも広げていきたいと思います。 本当にありがとうございました。