主治医のような社会保険労務士法人 Shujiinoyouna Labor and Social Security Attorney Corp

ドラマ『THE ROYAL FAMILY』に学ぶ。「強引な王様」の胸の内にあるもの。

皆様、ドラマ『THE ROYAL FAMILY』はご覧になりましたか?
私は先日、Netflixで配信されているのを見つけ、週末に全話を一気見してしまいました。

それどころか、あまりに登場人物たちの人間臭さに惹きつけられ、実は最近もう一巡してしまったところです(笑)。

物語の中心にいるのは、有馬記念を目指すワンマン社長・山王耕造。
彼の生き様は、強引で、時に家族さえ顧みない「エゴ」の塊に見えます。世間一般で見れば、いわゆる「ワンマンな嫌な奴」かもしれません。

でも、画面にかじりつきながら、私は不思議と彼を嫌いになれませんでした。
むしろ、こう思ってしまったのです。

「ああ、私はこの社長と、仲良くなってみたいな」と。

今日は、そんなドラマの余韻に浸りつつ、経営者の「マイナスイメージの裏側」にあるものについて、お話しさせてください。

強引さの影に隠れている「熱」

ドラマを見ていると、事業承継の手続きや戦略のことなど、どうでもよくなります。
私の目が奪われたのは、山王社長の「悪評」や「強引さ」の影に隠れている、とてつもない「人間的な温かさ」と「熱意」でした。

誰よりも夢に対して純粋で、不器用なほど真っ直ぐ。
周りからは「独裁者」と恐れられていますが、その胸の奥には、誰にも理解されない孤独と、マグマのような情熱が渦巻いています。

「もし私がこの場にいたら、仕事としてどう支援するか」なんてことは考えませんでした。

ただ単純に、
「この人とサシでお酒を飲んでみたいな」
「腹を割って、互いの本音を語り合ってみたいな」

そう思わせる魅力が、あの不器用な背中にはあったのです。

「分かってくれる人」が一人いればいい

現実の経営者様の中にも、山王社長のような方がいらっしゃいます。
一見、強面で、言葉も強く、誤解されやすいタイプの方。

でも、私たち社労士やパートナーの仕事の本質は、表面的な言葉尻を正すことではない気がします。

その強面の下に隠している、
「本当は、社員を誰よりも愛している」
「本当は、この夢を誰かと分かち合いたい」
という、震えるような熱い想い(周波数)をキャッチすること。

そして、「社長、そのお気持ち、痛いほど分かりますよ」と、心の底から共鳴し、分かり合える友人のような存在になること。
それさえできれば、難しい理屈などなくても、組織は温かい方向へ動き出すのではないでしょうか。

孤独な王様の「友人」になりたい

ドラマの中で、山王社長がふと見せる寂しげな表情が忘れられません。
王様はいつだって孤独です。

だからこそ私は、先生と呼ばれる立場ではなく、孤独な王様が唯一、鎧を脱いで本音を話せる「良き友人」でありたいと願っています。

もし、ご自身のことを「周りに理解されていないな」と感じている社長がいらっしゃいましたら。
ぜひ一度、私と話をしませんか?

難しい経営の話は抜きにして、「最近、何に熱狂しているか」を語り合いましょう。
強引な王様の胸の内にある、誰よりも温かい物語を聞かせていただけるのを、楽しみにしています。